2020年6月26日(金)

今回は「視力検査」と「眼鏡処方」の違いについてお話しさせていただきます。

患者様から「メガネを作りたいので、視力検査の結果を教えてください。」と言われることがあります。

しかし、視力検査の結果で、メガネを作ることはできないのです。

視力検査では、その人にとって一番見やすいレンズを入れて矯正したあとに、視力がどこまで出るかを検査します。

一方、眼鏡処方は、一番見やすいレンズを入れた状態の眼鏡が必ずしも良い眼鏡とは限りません。

見やすさに加えて、眼鏡のかけやすさも大事になってきます。

いきなり強い度数であわせた場合や、左右で度数の差がある場合などは、かけやすさを重視するため、完璧な見え方にはできないことがあります。

さらに、眼鏡をかける目的は人によって異なります。

遠方を見やすくしたい方、手元を見やすくしたい方、弱視の治療で眼鏡が必要なお子様など・・・

当院は患者様とコミュニケーションをとり、よりよい眼鏡処方が出来るよう努めております。

見え方にお困りの方は一度ご相談に来られてください。